日時:6月16日(火)
場所:金沢市民芸術村管理棟研修室

5月に提出した作品が返ってきました。
選評は菅井日人先生です。
先生の選評は提出作品3品について記されていますが、原則として写真を掲載しているものだけについての記述に止めています。
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◆高田 進
タイトル:「春の刻」 1席

桜の表現もいろいろあるのですが、この桜は格別の、趣があるようです。
大変まとまりがあり、素晴らしいと思います。
桜の枝とその下にまるでスポットを当てているように光があります。
手前の水面も生きていて、言う言葉が見つかりません。
キャノンフォトサークルに出して下さい。
◆高野 昌隆
タイトル:「菜の花の里」 2席
今回高田さんとどちらが1席になるか、最後まで悩みました。
この高野さんの作品も十分に良い作品なので真剣に隅から隅まで見て決定しました。
この大きな農家の屋根の光がとても良いのです。
そして暗く落ちた部分に菜の花の黄が映えています。
構図もいいし、フレーミングも決まりました。
非常にまとまった作品になっています。
菜の花のかたまりも右に空間があり、なんともバランスの良い場所からの撮影です。
◆平本 和男
タイトル:「春風」 3席

たいへん迫力ある、こいのぼりが作画されました。
200ミリ、F22まで絞り込んだことでシャープです。
圧縮された画面の良さが表現できました。
フレーミングも良く、ピント位置も最高に良かったようです。
無駄がありません。
◆佐藤 華子
タイトル:「母と子・さくら」 4席

佐藤さんもこんな時があったのでしょうね。
陽子お母さんも頑張って今回は席に入りましたよ。
ほのぽのとした春の日が良く表現できました。
フレーミングも無駄のないしっかりしたものがあります。
桜の枝が良い形で撮影ポイントなのでしょう。
◆本谷 公夫
タイトル:「赤い手袋」 5席

撮影した場所は日本家屋のようです。
そして光がとても良いです。
素晴らしい自然光を効果的に扱いました。
このモデルになった二人の女性も何か不思議な感じです。
レンズがいいですね。青い眼の中に本谷さんが写りこんでいるぐらいシャープです。
また、タイトルの赤い手袋というのもおしやれでいいですね。
◆打田 啓子
タイトル:「早春ののり田」

のりを採ることができる岩場なのでしょう。
早春の海が出ています。
空などを入れずに海水と岩だけでしっかり撮れていることは、とても良かったです。
色彩的にも引き締まっていて申し分ありません。
◆梅沢 武志
タイトル:「サギ」

今回の「登る」もシャープなピントで、ものすごい丘陵を登る若者がいます。
これもいいと思ったのですが、画像的に小さくて弱いかなと思いました。いい写真ですよ。
そこで選んだ”サギ“は“登る”に比べると平凡に見えますが、良く引き締まった色彩でサギの様子を捉えています。
真ん中にいてこれから水に飛ぶようなところですが、まあ自然の中で、良く見つけて捉えた所がいいでしょう。
◆大野 浩一
タイトル:「ふたつの花」

この写真はとても大胆な、良い写真だと思います。
エロスの世界であって欲情を感じますね。
その手の本ならば売れますよ。
レイプ現場の証拠写真のようでもあり、なかなか色っぽい、作です。
そのように思わせることができるということはいいのです。
席が今回5席までなので残念です。でもいいなあ・・・
◆小松 康一
タイトル:「春の訪れ」

このカタクリは神秘的です。
少しアンダーで捉えているのか、プリントでアンダーにしたのかわかりませんが花の色が紫の濃い色になっているので、自然であるより強調しているようです。
バックの光は良い効果が出ています。
◆寺田 信弘
タイトル:「唇に憩い」

この唇の持ち主はきれいな人ですね。フレーミングはとても良いですね。美しい唇です。
3点とも美人の写真でまとめているのでこの唇も効果がありますね。
◆松田 溶
タイトル:「曳山へ」

“曳山へ”は良いシャッターチャンスでしたが、子供が大きすぎるのか、バランスが悪いようです。
それに赤い反射がきついですね。
◆松野 忠男
タイトル:「談笑」

良い笑顔ですね。世話役のような貫禄のある親父さんたちを捉えています。
素晴らしいシャッターチャンスだと思います。
カメラを全く意識していない自然な笑顔です。
もう少しカメラを退いてもいいようですが、インパクトの点から言えばこれでいいでしょう。
バックにも纏が写り込み雰囲気は間違いありません。
◆吉田 貞介
タイトル:「フォト・レリーフ(筋)」

前回の作品も組のようなものを撮り美しかったですが、今回も意表を突く作品が提出されました。
添削をはじめてから初めてのことです。
これは芸術というべきでしょうか、写真からイメージを膨らませて作り上げたものです。
この頃は良く見かけますが、これも写真表現の一部です。
3点の中ではこの(筋)がいいようです。
感覚的に見て、色彩や、張り込み方がアートしています。
何枚も重ねたことで立体感が生まれました。
理解するか、しないかは先生によって違ってくると思います。
◆吉村 僖代市
タイトル:「夏の防波堤」

今回のモノクロ写真は、どれもそれなりに内容があり、中々素晴らしいです。
特にこの“夏の防波堤”は何か昔の懐かしさが出ていて、良いと思います。
画面にキズがあって新しく撮ったものではないようにも見えます。
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