この場を借りて、御礼申し上げます。
自画自賛のようですが、初めての全紙サイズでの作品展でしたが、見応えのある作品展になったと思っています。
(北國新聞の掲載記事)来年は、キヤノンクラブ金沢支部としてスタートした我がクラブが創立30年の節目を迎えます。
ぜひまた、クラブ展を企画したいと思っていますので、乞うご期待!!
展示作品を、もう一度紹介します。
(アイウエオ順です)
◆荒川 弘 「落陽」

◆荒川良一 「松任火祭り」

◆伊東宏志 「初冬」

◆打田啓子 「青空のキャンパス」

◆梅沢武志 「みそぎ神事」

◆大野浩一 「想う」

◆小松康一 「舞台」

◆佐藤華子 「夏の窓辺」

◆白井忠司 「FASHION」

◆鈴木久美子 「ウェディング」

◆高野昌隆 「埠頭夕景」

◆田中善吉 「あこがれ」

◆寺田信弘 「Love Love」

◆平本和男 「初冠雪」

◆松田 溶 「挨拶廻り」

◆松野忠男 「蓮」

◆村上 修 「雨上がり」

◆村本英二 「薫風」

◆本谷公夫 「夏の楽園」

◆吉田貞介 「木目のシンフォニー」

◆吉村僖代市 「にわか雨」

◎10月の月例会報告
10月11日(木) 19:00〜
金沢市民芸術村 管理棟 1階 研修室

2007年9月 作品講評:三輪薫
◆荒川良一「蓮」

ソフトなライティングと後ボケを活かして主体の蓮を浮き上がらせた描写はよいと思います。
惜しいのは画面下に少し入れた葉の扱いが中途半端なことです。
これくらい見せるならば、思い切って全ての葉を画面に入れないフレーミングのほうがすっきりします。
◆荒川 弘「泥まみれの笑顔」4席
精一杯楽しんだという満足感一杯の気持ちが画面全体に溢れていますね。
見る側もつい微笑んでしまう楽しい作品です。
大きな難点ではありませんが、背景の部分が後ボケながらも色濃いために目立ちます。
プリント時に淡くなるよう覆い焼きをするとよいでしょう。
◆梅沢武志「熱い闘い」

闘牛の目の表情を活かした作画です。
シャッターチャンスはよいと思います。
フレーミング的には横位置よりも二頭の牛を縦構図で画面一杯に切り取った方が迫力が出ます。
5Dはフィルムの中判カメラと同様の再現性があり、トリミング前提での投影もOKです。
◆大野浩一「笑顔」

ワイドレンズで寄ったことで女の子のはつらつとした表情がうまく出てきました。
惜しいのはこのコスチュームと座った場所が余りあっていると思えないことです。
折角の海辺ですから渚に立ち、海の風を身体一杯受けたはち切れんばかりの若さを出したかった。
◆小松康一「少女」

表情の捉え方はよいと思います。
しかし、シチュエーションとこのポーズや表情がマッチしているようには思えません。
後ろに林立する木々が強すぎ、このコスチュームの特徴をよく観察し、もう少しスタイルがよく見えるボーズとポジションの研究をしてください。
◆佐藤華子「おもてなし」

日本の美を上手く写し込んだ描写です。
このような作画では、もっと画面を引き算することを念頭に入れたフレーミシグのほうが主題がはっきりと浮かび上がるでしょう。
つまり、この場合には真上に近いアングルで構え、苔むした岩と主体を斜めに配するとよい。
◆高野昌隆「シュート」1席

俯瞰撮影で背景をシンプルにし、必要にして十分な主体のみをフレーミングしているのが実に上手いですね。
ストレートな写真の強さや魅力が十分に発揮された描写で、トップライトのライティングによる影もよく計算されたタイミングのよい撮り方の作品です。
◆田中善吉「あこがれのバイク」
まず気になるのが作品内容とタイトルで、このポーズとバイクとの組み合わせは余り面白いとも思えません。
無機的な光を放つオートバイの表情や造形美と女性の肢体とを対比させるよう、真上から広角レンズでデイフオルメさせた撮り方でもよかった気がします。
◆寺田信弘「地曳き」

画面全体がやや重いトーン再現になっていて、空の立ちこめた雲の表情も手伝い一昔前の情景のように感じる面白さは出ています。
カモメも点景として適度に活かされていますが、右の網を囲む人達に比べ左端の女性は向きも逆で、この場合は入れないほうがよい。
◆松田 溶「京都八朔」5席

明るい日差しの下、楓爽と歩きながらも心地よい色香を感じる二人です。
足下の影も活かしたフレーミングですが、折角このような場所で撮っているのですから、単写真ではもう少し背景の建物を活かすように入れるとよかったですね。
トーンが綺麗なだけに惜しい。
◆松野忠男「古寺」2席

シルエット気味の屋根を上に置いた大胆な切り取りと、思い切った空間処理による描写が上手い作品です。
背後の白く抜けた空の扱いによって被写体の引き算が洒落た雰囲気をかもし出していますね。
掛け軸風なのか画面の上下に入れた模様は余り効果がないと思う。
◆本谷公夫「たなびく」

幟が風で棚引いている姿をシャツターチャンスよく撮っています。
空の雲の表情とも上手く合わせ、気持ちのよい雰囲気を覆わせた描写です。
しかし、少し入れた木々の葉や街並みの扱いが中途半端で、作品表現と言えるまで昇華されていないのが惜しいと思います。
◆吉田貞介「木目のシンフオニーI」3席

何を撮影したのかは分かりませんが、モノトーンによる模様がまるで小口版画のような作風を感じさせた作品です。
周辺に金粉も塗し、手法としては面白いとも言えます。
しかし、今までのようにストレートな視点で見つめたような強い表現力を感じないのが残念。
◎07年度下期撮影会作品を提出

9月に開かれたファンタジック撮影会の作品を今年度の下期撮影会作品として本部に提出しました。
◎11月の月例会など
■月例会
日時:11月15日(木) 19:00〜
場所:金沢市民芸術村 管理棟 1階研修室
今年最後の作品提出月です。
各自2L判3枚の提出を御願いします。
■忘年撮影会
日時:12月1日(土)(忘年会) 2日(日)撮影会
場所など決定次第ご連絡します。



