
参加者は9名と少なかったものの、〆の例会とあって長老の折橋さんも出席されました。

ファンタジック撮影会(2005年下期撮影会)の表彰状が授与されました。
(副賞の点数券も授与されました。点数券は制度が変わり、以前の有効日付の入っていない券は2006年一杯までに引き替えしないと失効するそうです。会員の皆さんご注意下さい)

11月に提出された月例作品について三輪薫先生から講評が発表されました。
キヤノンフォトクラブ金沢 2005年11月例会 三輪 薫
◆荒川良一「風紋」

砂に埋まったテトラポッドとその影による造形美に砂の風紋が加わり、魅力的な作品に仕上げています。この作画のポイントは光と影の構成ですが、下の影の部分がやや多く、上端の曲面の影が少な目になっているのが惜しい。もう少し広めに撮ってもよかった。
◆打田啓子「峡谷の秋」

秋の色に染まった木々が見事ですね。この画面構成で惜しいのはシャドウ部の扱いです。右上の岩の部分は画面の端ではなくもっと中ほどにはいる位置がよいでしょう。また、左下の部分は、折角前ボケの緑の葉があるのですから、この上に重ねて撮るとよかった。
◆梅沢武志「鯉」

水面の反射を見事に押さえたことで、鯉の姿をくっきりと・かび上がらせました。まるで鯉の置物を並べたような錯覚を受かる面白い描写です。右半分のように、黒いスペースの中に鯉たちをレイアウトしたような時を待って撮るともっと素敵な作品に見えます。
◆大野浩一「舞い」

コスチュームの色や風貌もよく、躍動感溢れた描写での狙いにあっていますね。しかし、折角ローアングルから撮っているのに、足下が少々切れすぎてしまったのが残念です。背後が上手く整理されたポジションを選んで撮っているだけに惜しい描写と思います。
◆小松康一「街角で」

何かのパフォーマンスでしょうか。ハイキー調のトーン再現とブレが面白い効果を見せています。惜しいのは背後の入れ方です。もっとローアングルからワイド側で、なるべく空に抜くように撮ると歪みも手伝って寄り面白い描写になったのではないでしょうか。
◆高野昌隆「水辺」

綺麗なトーンで爽やかな作品に仕上がっていますね。まるで水彩画をみているような心地よさを感じます。カメラポジションもよく、手前の木立と水面に映り込んだ木立との配置バランスも上手くまとめています。点景の水鳥もアクセントとして上手く生かしました。
◆寺田信弘「長瀬川」4席

蛇行する川の表情をよいカメラポジションで撮っています。スローシャッターにしたことで川面の表情も引き算され、林立する木々のラインに程良いリズム感を出した上手い見せ方です。しかし、左の木立の捉え方に対して、右端の木立が詰まりすぎたのが惜しい。
◆松田 溶「鳥帽子」

ぱっちり見開いた瞳が印象的な女性ですね。ソフトなライティングによって肌の美しさも上手く引きだしていますが、背後がやや雑然としていて惜しいです。大勢いる中でのスナップポートレートをこのレンズで撮るには、開放絞値にて画面一杯に撮るのがベスト。
◆松野忠男「飛行雲」3席

明るい陽光と澄んだ空気感に溢れ、気持ちのよい描写ですね。思い切った画面構成で表情豊かな空の雲を生かし、水辺の木々も右上へとせり上がっている部分で切り取ったため、雲の動感を強調する効果を引き出しています。自然感溢れた色調も上手く出しました。
◆本谷公夫「演奏どうだった?」

発表会の後でしょうか。緊張がほぐれ、ほっと一息ついている二人の姿が微笑ましく写されていますね。何よりカメラを見ても構えない自然な表情がよく、写し手側の姿勢がいいのでしょうね。もうュしこの場の状況が分かる背景描写があるとよかったでしょう。
◆吉田貞介「ヤングキャラクター」2席

若者の個性を主張したファッションを上手く捉えました。さり気ない描写ながらも、時代を写し込んだ作品になっています。シンプルな背後の選択と町角をのんびりと歩く後ろ姿を画面一杯に写したことで4人がしっかり・き上がらせているのも上手い撮り方です。
◆吉村僖代市「浜辺の歌」1席

演出なのでしょうか。一昔前に戻ったような素敵な情景です。赤外フイルムの再現性が記憶の中の1コマを呼び起こすような作画効果を上手く描き出しました。コンポジションやシャッターチャンスも見事で、ほのぼのとした気持ちになってくる、嬉しい作品です。
◎会員の皆さん、今年一年の創作活動お疲れさまでした。
2006年も、素晴らしい作品をお待ちしています。
1月の例会は12日(木)午後7時から、金沢市民芸術村です。
作品提出月です。各自3枚ずつ提出をお願いします。
◎2005年忘年撮影会開催
◆忘年会
12月3日(土)白山市獅子吼荘(どぶろく特区指定)

自慢のどぶろくを…

◆撮影会
12月4日(日)樹木公園ほか
北陸中日写真協会西支部との共催
モデル:中日フォトメイツ 鈴村未希さん


傑作をお待ちしています。
◎今年も会員独自の写真展が開催されました。
今月開かれたものだけ紹介しておきます。
◆時の形象(吉田貞介さん)
11月24日〜12月5日 NHKハートギャラリー

◆中国江南写真展(寺田信弘さん・松野忠男さん)
12月1日〜14日 フジカラーギャラリー

◆理恵(白井忠司さん)
12月1日〜28日 パーク獅子吼・ふれあい館ギャラリー

来年からは、事前にお知らせ頂ければ期間中に取材しますので宜しく。






































































































































